試作室
パズルチョコ・おててトング
会社からのプレゼント(駄菓子詰め合わせ)の中に入っていた パズルグミ(Amos社の4Dグミブロック)が面白かったので真似してみた。 素手で組み立てるとチョコレートが溶けるので、トングも作った。 トングの形は我が子のもちもちのおててをイメージして「おててトング」にした。
- デザイン
または
コンセプト - ・遊べるチョコ
・自分で組み立てられるチョコ
5W1Hでプロジェクトの内容を整理 | |
---|---|
When (いつ) | 2月のバレンタインに向けて |
Where (どこで) | 社内Instagramに掲載 |
Who (だれが) | 津野田ゴム→不特定多数のInstagramユーザー |
What (なにを) | パズルチョコレート |
Why (なぜ) | 技術力のPR活動を行い、会社の周知を図るため |
How (どのように) |
【パズルチョコ】 ①パズルをモデリング ②パズルを3Dプリンターで印刷 ③パズルを液体シリコンで型取り ④シリコン型にチョコレートを流入 【おててトング】 ①トングをモデリング ②3Dプリンターで印刷 ③おてての形のシリコンを貼付 |
- 完了日:
- 2023/02/14
- 所要日数:
- 約1か月
- 設計方法:
-
3DCADを使用。
【パズルチョコ】ハート型のパズルの画像を参考に設計
【おててトング】購入した薬味トングの形状を参考に設計
- 材質:
-
【パズルチョコ】液体シリコン
【おててトング】レジン - 加工方法:
-
【パズルチョコ】
モデリング成型した原型を液体シリコンに埋め型取りを行う
【おててトング】
3Dプリントしたトングに別途作成したシリコンを接着
- 設計図
- 完成図
STEP1【パズルチョコ】
TRY1
- 作業内容
- パズルの設計・プリント
- 意図
- 2点検証
①ピース間のクリアランス
②難易度 - 結果
- ①クリアランスは良い
②難易度が高すぎる
(ピースの裏表がわからないため) - 課題・改善案
- ピース表面に立体的な柄をつける
TRY2
- 作業内容
- ピース表面の柄の設計・プリント
- 意図
- 難易度の検証
- 結果
- 単純なパターン(キルト柄)よりも複雑な柄(ニット柄)の方が難易度が低そうなので、
謎ニット柄のみプリント。
丁度いい難易度だった。 - 課題・改善案
- 特になし
TRY3
- 作業内容
- シリコン型の作製
- 意図
- チョコレートを流し込むため
- 結果
- 空気穴を無くすのにとても苦労したが、綺麗に型取りできた
- 課題・改善案
- 特になし
STEP2【おててトング】
TRY1
- 作業内容
- トングの設計・プリント
- 意図
- プリントしたトングでピースを持ち上げられるか検証
- 結果
- ギリギリ持てるがトングが薄すぎて心もとない。
- 課題・改善案
- 食品衛生法の基準を満たしていないため、チョコレートと接する部分にシリコンを貼る。
シリコンによって保持力も上げる。
TRY2
- 作業内容
- 厚みの設計変更・プリント
- 意図
- ピースの保持力UP
- 結果
- シリコンも貼り、十分な保持力が得られた
- 課題・改善案
- トングの厚みを厚くする
TRY3
- 作業内容
- 厚みの設計変更・プリント
- 意図
- ピースの保持力UP
- 結果
- シリコンも貼り、十分な保持力が得られた
- 課題・改善案
- 特になし